メリケントキンソウは公園などの雑草でタネに棘がある危険な外来種

植物 メリケントキンソウ 種

近年、競技中・遊戯中のメリケントキンソウによる事故事例報告が増えています。ここではタネに棘を持つ外来種であるメリケントキンソウについてご紹介します。
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メリケントキンソウは公園などではびこる雑草

メリケントキンソウは、公園やグラウンドの芝生の中でよく見られる、高さ5cm程度のキク科の外来種の雑草で一年草です。1930年に和歌山県で発見されて以来、最近では各地で発見されています。タネに鋭い棘があるので刺さって怪我をする恐れがあります。毒はないです。しかし、実際グラウンドに繁殖したメリケントキンソウが原因でサッカー大会の会場が変更されたこともあるんです。鋭い棘をつける時期は4月〜7月ですので、その間は素足で歩いたりしないようにして下さい。また、犬の散歩にも気をつけて下さい。

メリケントキンソウの駆除

メリケントキンソウは南アメリカ原産の外来植物ですので靴底に刺 さった種子は落として、外に拡げないようにし ましょう。また靴底だけでなく、草刈り機のタイヤ等にもトゲは刺さるので注意が必要です。
メリケントキンソウの駆除の方法としては人海作戦で、開花時期より前の時期(4月〜5月)に駆除を行うと効果的です。薬剤による駆除方法は、植物にはクエン酸が葉から先に吸収されると塩化分を吸わなくなるという拮抗能力を持つものと持たないものがあります。メリケントキンソウはこの拮抗能力がないためクエン酸が先に吸収されると塩化分も吸収され枯れてしまいます。しかし芝生は拮抗能力を持つために枯れることはありません。このような植物の持つ特性を利用した駆除方法で、専用の自走式散布機で特殊肥料の散布を行います。

メリケントキンソウを広げない対策は?

広範囲でなければ手取りの駆除も有効です。芝生を適切に管理して、密度が高い状態を保つようにして、メリケントキンソウを入れない環境を作るようにします。また、早期発見できるよう定期的に観察します。

まとめ

1930に和歌山県で発見されて以来、すでに国内の広範囲で確認されるメリケントキンソウですが、これ以上拡げないためには一にも二にも、駆除するしかないということです。

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